不勉強な医療者が多いと感じるのは、
私だけでしょうか・・・
いまだに、
変形性ひざ関節症患者さんに対して
・ホットパックなどの温熱治療
・低周波などの電気治療
に毎日通わせている整形外科や
接骨院が少なくない。
今の時代、
医療も日進月歩です。
日本整形外科学会では、
変形性ひざ関節症の患者さんの
治療に対する推奨度をまとめている。
これはつまり、言い換えると、
日本の整形外科トップ組織が、
「これは効果あるからオススメ」
「あれは効果ないからオススメしない」
というのをまとめたものです。
全部で
「非薬物療法」11項目
「薬物療法」6項目
「外科的療法」5項目
あります。
冒頭に述べた、
・ホットパックなどの温熱治療
・低周波などの電気治療
は、「非薬物療法」に該当します。
これら
・ホットパックなどの温熱治療
・低周波などの電気治療
の推奨度はというと、
ともに推奨度C・・・
推奨度Cの定義は、
「行うことを考慮しても良い」だそうだ・・・
何ですかね!?この表現???
日本の医療は、
国の社会保障費(税金)で成り立っています。
だったら、
「行うことを考慮しても良い」程度の治療より、
推奨度A「行うように強く推奨する」
推奨度B「行うよう推奨する」
の治療を優先した方が良いと思いませんか?
少々乱暴な表現で申し訳ございませんが、
効果があまり期待できないような
それほどオススメできないような
治療をするのは、
税金の無駄遣いとも言えるのでは!?
ということです。
と同時に、
そのために通院している患者さんの
時間もお金ももったいないですよね。
プラスワンでは、
日本整形外科学会が定める
推奨度AおよびB相当の改善プログラムが
4つあります。