2月にNHK「名医にQ」でも放送されましたが、
”腰痛患者の85%は、原因を特定できない”というお話。
これは、正確に言うと、
レントゲンなどの画像検査だけでは、痛いところが分からない
ということです。
だから、腰が痛いから病院に行って、
医師に「じゃあ、レントゲン撮ってみましょう」ということで、
レントゲンを撮ってはみても、85%の人には、
「ん~、骨はどこも悪くないから大丈夫ですよ」
と言われるでしょう。
でも、実はここから先が、セラピストの腕の見せ所なのです!
セラピスト(その中でも理学療法士)は、
機能評価と姿勢・動作分析を駆使して、
痛みの部位を特定し、
どう動いたらそこにストレスがかかるのか、
逆に、どう動いたらストレスがかからないのか、
それらを検査して、腰痛の原因を特定して、
それに合ったプログラムを行います。
テレビで、85%は原因が分からないと言われたら、
誰だって不安になりますよね・・・。
セラピストから言わせれば、85%は多すぎです!
セラピスト(特に理学療法士)が出来ること、特化していることを、
沢山の方に知ってほしいと、切に願います。