バスケの試合中、
突然右大腿肉離れを起こした
中学2年生・男の子のお話です。
肉離れから２日後に来院。
なんとか歩けるけど、
屈伸すると痛くて、
バスケどころではない…
という状態でした。
でも、本人の希望は、
『土曜日の試合に出たい！』とのこと。
ん！？土曜日？？
明日じゃないか（笑）？？？
診察した医師も、
「無理のない範囲なら…」という条件で
土曜の試合出場許可を出してました。
う〜ん・・・
何とかするしかない！
ということで、
まずは詳しくお話を聞くことに。
受傷時の状況を聞くと、
特に思い当たることがないことから、
「カラダの使い方」の問題だろう
と考えました。
そこで実際に、
骨盤、おしりの筋肉の張りをチェック。
詳細は省きますが、
骨盤の後傾（特に右）で、
右お尻の２つの筋肉に張りがありました。
そうなると、
右股関節の純粋な屈曲運動が硬くて、
骨盤の後傾運動で代償してしまいます。
実際の施術は、
・張っていた２つの筋肉の動的ストレッチ
・右股関節の屈曲可動域の改善
・右骨盤の後傾を修正
の、以上３点。
すると、
屈伸時の痛みは消失。
走っても問題なし！
カラダの使い方の癖は、
姿勢観察と筋肉などの触察で、
だいたい推察できます。
推察できたら、
それらを一つひとつに施術して、
その効果を検証します。
そうすることで、
症状・改善にマッチした施術ができるので、
痛みを瞬時に解決できるというワケです。
これで何とか土曜に（明日）、
試合に出られるようになりました！
頑張れ！！